海外旅行の楽しみは自国との違いを発見すること

日本から外国へ旅行に行く場合は、やはり、日本にないものを求めます。それは自然であることもありますし、歴史的建造物であることもあります。買い物をする場合も普通は日本では買えないものを選びますし、食事をするときも同じ理由でメニューを選びます。これは決して日本人特有のことではないようです。外国人も同じように、自国にないものを日本に求めているようです。しかし、その外国人が日本特有だと感じるものには日本人が意外に思うものも多いようです。

お辞儀をして交通整理をする人形なども珍しいようです。更に、カプセルホテルなどはちょっとした観光スポットにまでなっているようです。土地の少ない日本ならではの施設ということでしょう。そんな中で、あるヨーロッパ人が興味を持って写真に収めたものが、日本人としてとても意外でした。それはベンチに座って、ポータブルゲームをする若者たちです。若者と言っても20代が中心です。近くでゲームのイベントをやっていたらしくたくさんの若者がそこでゲームをやっている光景です。その何が珍しくて写真を撮ったのかが、日本人としては分かりませんでした。訊いてみると答えは簡単で、その人の国では、ゲームをするのは子供で、大人はあまりしないからと言うことでした。まして、こんな公の場でたくさんの大人がゲームをしている光景は自国では絶対に見られないと言っていました。

国によっていろいろな違いがあるものです。だからこそ旅行は楽しいのです。発見の連続なのです。世界遺産なども良いですが、こういった違いを楽しむことも大きな喜びと言えるでしょう。